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東京・千葉★キャンドル教室・手づくりキャンドルとワックスアート★MIKI TANAKA

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心にためたことを話す

先日、長男が所属している中学野球部の三年生を送る会があり、出席してきました。

夏の大会で散々な結果で引退となって以来、長男は一度も野球をやりませんでした。
でも、当日は試合があるからと少しずつキャッチボールをしたりして、楽しみにしていることが分かりました。

後輩との試合の結果は散々だったようですが…これも楽しい思い出。

会食の中で、三年生から一言ずつ話す場面になり、最後になった息子が、
「(先輩方の)伝統を受け継ごうと頑張ったがメンバーをまとめることができず、いい結果が残せなくてすみませんでした」と涙ながらに話しました。

この一年、息子はメンバーを友達としてみる事ができませんでした。メンバーと一緒にいると、キャプテンの顔をしてしまうので楽しくないと言っていたことも、部活から帰って、話を聞いてくれないと泣き崩れることもありました。

どちらかといえば、くそ真面目でいじられキャラの息子がなぜキャプテンになったのか、はじめは私も不思議でしたが、
この一年で長男は大きく成長できました。
これは、周りにいる顧問の先生方と、部員のメンバーに恵まれていたから。
本当に感謝しています。

高校に行ったら、レギュラーにはなれそうもないから…と野球部はすこし諦めていたようですが、
次男の忘れ物を届けに行った時に久しぶりに顧問の先生と話をさせてもらえて、嬉しそうにやっぱり高校行っても野球やる!と言って帰ってきたことがありました。

心に溜めていたこと、誰にも話せなかったことが時を経ていいタイミングのときに流れ出ることがあります。
三送会を終えて家に帰った長男はいつものムスッとした様子でしたが、何となく抜けた感じがありました。

いつも、こちらが聞いても心の内はあまり話したがりませんが、テンションの高いときはずーっと話すことがあります。
本人が話したいときにそばにいるようにしたらいいのかな、と思っています。










by miki-candle | 2015-12-14 15:51 | diary